|
神さまからのバトン
フィンランドの子どもたちから手渡されたバトンを絶やすことなく引き継ぐために
|
|
このたび、めばえ幼稚園の園舎は札幌市から都市景観重要建築物の指定を受けました。 めばえ幼稚園は1937年(昭和12年)にフィンランド福音ルーテル協会により設立されました。 当時のフィンランドはロシアから独立したばかりの北欧の小国でした。この協会はその3年前に、今も幼稚園に隣接している札幌教会の会堂を建築したばかりで、建築に必要な献金もまだ集まっていなかったのです。 それにも拘わらずフィンランドの人々は、北海道の地に優れた幼児教育の施設を捧げる決意をしました。しかし、お金のあては全くありません。そのとき、思わぬところから強力な援軍が現れました。 それから70年、めばえ幼稚園はフィンランドの人々の愛の働きを感謝し続けてきました。ですから子供たちを愛し、育て、彼らの心に愛を伝える幼児教育をと努めてまいりました。この地で幼児教育に貢献してまいりました。そして日本の子供たちが生きる力を身に付け、いろいろなことを学ぶだけでなく、世界の子供たちのために、祈り、働き、捧げる人間として育つようにと願っています。 数年前、アメリカのある《Teachers》という教育誌に「真理は消えてしまったのか?(No Room for Truth)」という論文が載っているのをネット上で目にしました。 最近私たちがよく耳にする決まり文句がその論文の冒頭に出てきました。「それは君にとっては真理でも、僕にとってはそうでない」、「真理なんて個人個人が勝手に決めればよいのさ」、「私は自分の生き方は、私が好きなように決めます」などなどが決まり文句です。 一つの家庭をとっても、各人が勝手に振舞うようになれば家庭は崩壊します。この論文は今の社会の現状を分析し、社会は非常にもろくなっていると主張しています。 私たちはこの社会を、家庭を支えるのはキリストの真理であると信じています。幼いときから、友達のことを思い、家族のことを思う優しい心を持ち、人としての正しい生き方を考えるような子供に育ってほしいと願いつつ、子供たちに接しております。 子供たちのご家庭の協力を得ながら、ご両親の理解と協力を得ながら、この目標に近づこうと努力しております。 |